奪われた国を取り戻そうと立ち上がった、賞金首の銀の王女。
黒猫の少年は、彼女と共に抗うことを決めた。
強さを秘めた空色の瞳は、国を救うことができるのか。
彼女と共に立つ少年少女の運命は。
闇に溶ける黒の少年が彼女によって変わるのもまた、運命の仕業――…
不器用な二人の切なくて優しい、そんな異世界恋愛ファンタジー。
「ねぇ、ジル。
あたし、ジルが好きよ。」
銀髪をふわりと揺らして、ナナセは泣きたくなる笑みで彼に笑うのだった。
『空色の瞳にキスを。Ⅰ』の続編です。
作者受験生につき更新停滞中…(本格再開は2015年度から)
2012/11/7~