姉の彼氏を好きになった。

作者∞夕海



「一口ちょーだい!」


美味しそうなものがあれば、いつも言ってた。



「しょうがないなぁ。でも、わかるかも。人が、食べてるものって美味しそうに見えるんだよねー」


そういいながら、自分のを、一口くれる姉。




『人が食べてるものは、美味しそうに見える』





いくら好きでも、一口ちょうだいなんて、言えない。




だって、私がほしいものは











姉の彼氏だから・・・。



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