天使がくれた七日間

作者∞夕海



あのね、天使がいたの。



すっごく、綺麗で、真っ白で、大きな羽がついてて、



あなたに、七日間をさしあげます。



っていう、夢。




なんでだろう、私は死んでいるのに。



事故で車に跳ねられたのに・・・・



病院で意識ないって、いわれた。



みんな、泣いてた。



天使は七日間を過ぎると迎えに行きますからねって、言ってた。












目を開けると普通の生活に戻っていた。



そこで、私は恋をした。


でも私の人生は後七日間





どうか、どうか、あなただけは




『私の分まで幸せになってね』



最後に発した言葉はこれだった。