三良来(みらくる)町にある雑貨店「三日堂」を中心に起こる不思議な物語。


全国の、どこにでもありそうな小さな町、三良来(みらくる)町。


三良来町には、不思議な噂があった。

  

ある日の、ある時間の、ある場所で、ある人だけが訪れることができる店が存在すると。


その店の名前は「三日堂」。


三日堂は雑貨屋だ。


しかし売っているものはただ一つ。

  

「3DM」と書かれた、妖しげな薬のみ。


その薬が巻き起こす不思議なお話し。