鬱病、痴呆症の母。扉を隔てた、その一メートルもしない場所で母は冷たい人になっていた。そこに私はいたのに。気づいてあげれなかった。愛していましたありがとう母さん
鬱病、糖尿病、痴呆症。
母との確執が続く中で。
たった一メートル。扉をしめていた向こう側で、母は冷たくなっていた。気づいたのがもう少し早ければ、あの人は今も生きて笑っていてくれていた。
ごめんなさい
そして愛しています
産んでくれてありがとう
ノンフィクション