モノクローム・ライフ

作者律子

人に美しさを、時に残酷さを与え魅了する赤。

誰も寄せ付けず、何者にも染まらない黒。

あなたはどちらに惹かれる?

クロネコは不幸の象徴?





「いいえ。誰にだって幸せになる権利を持っているの。


クロネコだって、幸せになれるのよ」




私が証明してあげる。





そう言ったのは昔、幸に否まれた少女。



そんな彼女は今―…?















「俺には、死に急いでるようにしか見えないけどね」



「バカじゃねーの、お前」



「無駄口を叩く暇があるなら手と足を動かしてください」



「いいよ?今なら出血大サービス」



「私の友達をバカにしないで!」





…はてさて、








「私の回りはいつのまにこんなに騒がしくなったのかしら」




※この作品は律子が管理するもう一つのHPに一時upしていたものを一部変更したものです。

※節タイトルを変更しました、ご了承ください。