キミの好きなモノ

作者りよん

麻琴には一緒に住んでいる7歳上の大学生“ミヤ”がいた。幼い頃は父親や兄のような存在だったミヤが、成長するにつれて別の存在へと変わっていってしまう…

“ ミヤ ”


そう呼べば、いつだってあなたは笑顔で振り向いてくれた。



優しくて、冷たいあなたは、


一体誰?






“親子”と呼ぶには温かすぎて、


“恋人”と呼ぶには冷たすぎる。




そんな二人の、

哀しくて、

切なくて、

楽しくて、

優しくて、

曖昧で、

秘密だらけな、


お話です。








「キミの好きなモノ」