違和感のないファンタジーへ。
依頼ありがとうございました(^^ゞ


ファンタジーという事で読ませていただきましたが、まあ何とも面白いストーリーの設定である事、です。まだまだ序盤であるにも関わらず、読者をその“メルヘン”な世界へ引き込む事の上手い作者様の文才は称賛に値します。

その秘訣は恐らくキャラ設定にあるのでしょうね。主人公のヘタレ具合も、台詞だけ見ていれば男らしい強い女の子も、濃いキャラ作りがされていて――――くどすぎず、嫌味を全く感じませんでした。寧ろ二人の会話が面白いんです◎


ただ少し気になる所がありました。まず主人公がメルヘンな世界に辿り着くまで、ですね。主人公の妄想が爆裂していましたが、真っ暗ということにも焦りが生じるはずの所で、事の重大さの伝え方（表現）が少々薄かったように思います。

また、少し気を抜くと普通の世界だと思ってしまうんですね。あまりにも二人の会話が面白すぎて。もう少しメルヘンな世界についての情景描写を加えた方が良いかもしれません。


長々失礼しました。あくまでも私個人の意見でありますので。


では、うぐいす