世の中には実にいろんな思考を持った方がいます。

一般的な常識に反した人たちは、邪険にされがちですが、あたしは、常に何か別な見方があると思っています。

常識というのは人間が作ったもので、「普通」とされている事柄は大体のことは、多数決の結果だと思うのです。でも、少数意見のほうが実は正しい場合だってあるはずです。

この小説で取り上げている問題はほとんどの人が別の見方(亜衣を邪険に取る見方)だとおもいます。

実際、小説を作り上げてから、亜衣は良心の過剰の結果だという事があたしの中で理解しました。

違う視点で考えてわかる事もあるということを、あたし自身きずかされました。