キツネ君と愉快な仲間たち。

作者真響

余命一年だと宣告されたウサギ。その日から悔いを残さないよう生きようと決意。特技もやりたいことも無いウサギは、中学の初恋の人を思い出す。彼の名前はキツネ君。


キツネ君、好きです



愛しています



私にとって貴方はずっと光でした






キツネ君、私は貴方のそばに居たい



貴方の力になりたい






キツネ君、貴方はとても優しい人です。



世界中の人が貴方を卑怯だと罵っても、



私だけは絶対に知っています



絶対に忘れません







神さまがいるなら、私は願います。




キツネ君にもう一度会えますように




キツネ君が私のことを忘れませんように







でも、贅沢は言いません。




だから、神さまひとつだけ。







お願いだから



キツネ君を独りにしないで