椎名タキ
メッセージ、届け
奥様の日記
それを読んでいる作者
普通の人の普通の生活
それがいきなり壊れる瞬間。
作者と奥様の場合は「病魔」
奥様の日記からわかる
僅かな異変。
忙しい作者がわからない。
気づいた時には遅すぎた。
夫婦はお互いを助け合うもの。
自分が助けられてる、その自覚があったのなら
奥様を助けるのは誰か、普段から考えていたらよかったのかもしれない
「人生経験」というには
払う代償は余りにも大きすぎた。
命は失われたらそれまで、なのだ。
女性は自己犠牲の強い生き物
男性は甘えの生き物
この夫婦は、普通に愛し合っていた夫婦だ。
それでも、起こってしまった
悲劇。
「有り得ない」で
済まさないで欲しい
作者の後悔の気持ち、奥様を愛する気持ちを感じて欲しい
同じ悲劇を繰り返さない為にも
実際に
同じように知人を亡くした経験があるから
人事とは思えなかった
作者の
メッセージを受け取って欲しい
椎名タキ