青の曜日と原稿用紙

作者砂糖

毎週水曜日、

君はそこにいた



落書きだらけの自習室の机に、

白い原稿用紙を広げ


君は何度も鉛筆を滑らせる



「何を書いてるの?」


「わからない」



柔らかい雰囲気を纏う彼は


私に初恋を知らせる