殺し屋×暴走族【鬼虎】 差し出されるその手を、私はどうしたって振り払わなければいけない。私に綺麗な世界は似合わない
あの日、
私たちは出会った。
「…ごめん。私がいるのは貴方達の世界じゃない」
「それでもいい。お前がいつか、
戻ってくれるのなら」
殺し屋×暴走族
血で染まったこの手は
もう人殺しの手だから。
「どうしたって、もう抜け出せないの」
それが殺し屋の宿命。
「…人を殺すのは、もう俺達だけでいい」
私に、綺麗な世界は似合わないんだよ。