閃の軌跡1&2からクロウ×リィンです。
本編の結末が哀しかったので、妄想を爆発しました♪

『リィン、好きだ…愛してはやれねぇけど、な』


うそだ。そう言ってお前は俺の前に立ちはだかったじゃないか。


『なんだぁ、リィン?そんなにショックだったかぁ?オレが…テロリストのリーダーだってことが』


学園祭の終わりに、クロウはどこか寂しそうな、何かを悲観するような顔をしていた。


『足りねぇ…リィン…』


そう言ってクロウは俺にキスをした。触れあった肌と肌。熱情は確かに俺だけのものだった。


『オレを憎め…したら、楽になるわ』


そんなこと、思ってないくせに。俺がクロウを憎む事はない…それはクロウにはよく分かってる筈だろう?


……。


紅の居城に向かう前夜、リィンは夢見の悪さに目を醒ました。


「……ッ、嫌な夢だ…眠れそうにないな…甲板に出てみようか…」