夜になるとその男はやってくる。綺麗な顔の、お母さん的存在のその男は、ただわたしの家に居座っては、わたしとの会話を楽しむのだ。
夜になるとその男はやってくる。
「夜だけの関係ってさーもうどう考えても怪しいよね」
「別に一緒にベッド行ってもいいんだよ?」
お母さん的存在のその男は、ただわたしの家に居座っては、わたしとの会話を楽しむのだ。
「夜のマジックだから」
夜が明けなければいいのに。