龍の神と夜の蝶III

作者菜月

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ある満月の夜


一つのチームが姿を消した―…



満月を背に


数えきれないほどのバイクの光を正面から浴びながら立つ五人



バイクの光を浴びて輝く


赤目に赤髪をもつ一人の人間が


バイクに背を向け歩き出す


その後ろを着いていく四人を見送ったあと


バイクの光は一つ、また一つと闇へ溶けてゆき


残ったものは


満月の月明かりだけだった――…





龍の神と夜の蝶IIの続編です


言葉が変になっていたりするかもですが

暖かく見守ってくれると嬉しいです


無免許運転や未成年の喫煙、飲酒は違法です