ある満月の夜
一つのチームが姿を消した―…
満月を背に
数えきれないほどのバイクの光を正面から浴びながら立つ五人
バイクの光を浴びて輝く
赤目に赤髪をもつ一人の人間が
バイクに背を向け歩き出す
その後ろを着いていく四人を見送ったあと
バイクの光は一つ、また一つと闇へ溶けてゆき
残ったものは
満月の月明かりだけだった――…
龍の神と夜の蝶IIの続編です
言葉が変になっていたりするかもですが
暖かく見守ってくれると嬉しいです
無免許運転や未成年の喫煙、飲酒は違法です