僕はご主人様の奴隷

作者蝶羽

路地裏にある裏の人間しか知らない。人間を奴隷にするお店SLAVE、噂の店へ一歩足を踏み入れる。愛されて愛されて狂おしいほど愛されたいあなたへ。




透き通る硝子の目



汚れを知らない貴方の眼差しに



触れてみたいって思った。



触れてみたら何か変わるかなって



期待していたのに特に変化は無くて



綺麗な君に触れたからって



穢れた が綺麗になるわけじゃないのに



奈落の底に差し込む光のようで



それは真っ白で眩くて



目が痛くて目を瞑るほど



柔らかい光




ただ焦がれているだけで良かったのに



遠くから見つめるだけで良かったのに




僕は柔らかい光に触れてしまったから




歪な心は純粋な光も蝕んで



黒く染めて行く。



穢れない君を何度も何度も



苦しめて


傷つけて



悲しませて



その綺麗な硝子の目が








濁ってしまえばいいのに。













2016/9/17



更新が不定期です。

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結構げすめなので苦手な方は注意でお願いします。ヤンデレ等苦手な方も!