大島なるみ

良い作品です!
人間以外の生きる側から見た人間の残虐さがありつつも、主人公である狼はたぐいまれなき純粋な想いとその行動で読み手の心をうつ、
切なくも奥が深い作品でした。


『あらしのよるに』に出てくる『ガブ』のように、自分とは異なる生き物を大切にし愛しむ気持ちが、存分に伝わってきました。
でも、純粋であるが故の結末は、少し侘しさがありましたね。



私の印象ですが、この作品は童話のような感覚でしたので、もう少し細かく改行した方が良かったかなぁと思いました。
私もあまり改行しない方なのですが、童話ですと書籍でもある通り、句読点(。)ごとに改行する方が読みやすいと思いますよ。

個人的ですみません(;^_^A

でもすごく読み手にやさしい作品だと思います。