この音、君に届くまで

作者みかなり

歌うことで自分も人も温かい気持ちに変えたいと思っている優歌。しかしそんなことは綺麗事だ、無理なことだと思わされる出来事が起こる。
この歌君には届くのだろうか。

両親の影響で、小さい頃から歌を歌い続けていた優歌。


しかし歌うことを否定され、歌うことも人間関係も、何もかもが奥手になってしまっていた。

それからは学校を転校することが多々あり、そしてこの物語は転校4回目の中学校から始まる。



希望で溢れて育てられた子どもと

絶望で満ちて育った子どもは、大人になったらどうなるのだろうか。


愛でひとは救われる救える

それをコンセプトにこの物語です。