倉科君が、不機嫌そうに呟いた[完]

作者春田モカ

「先輩って、人の目見て話さないっすよね」



突然、今までそんなに話したことのない後輩に、冷たく言い放たれた。




「そういうの、感じ悪いっすよ」


「あ、はあ…」


「マネージャーならもっと愛想よくしたらどうすか」




……なんだこの生意気な後輩。



ていうかあんたこそ愛想ないだろ! 倉科! なんなの!


むかつく!





「ずっと思ってた。こっち見ろって。俺に興味もてって――…」



短編・完結

公式「ツンデレ猫系男子」参加中