作品コメント
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- 永
きっとこれから始まる二人の
りおさんの小説は縦にも横にも広くて大好きです。
「遊ばれてもいい」と覚悟を決めた主人公の心理描写がすごく綺麗で共感的で、
逆に全くなにを考えているのか掴めない「彼」が気になって仕方ありません。
「彼」の言動は、主人公に恋しているようにも見えるし、ただの「遊び人」の行動にも見えて。
その読者の心を鷲掴みにする絶妙な表現がとても素敵です。
もちろん一読者としては、部屋に入って行った二人の気持ちが一緒だったらいいな、なんて。
りおさんの独特な世界観が短いページ数にぎっしりと詰まっています! - ゆず
ぞくぞくが伝わってくる!甘く危険な香り★
読んでみて一言…
上手いなぁ~~~!!
主人公の一喜一憂がひしひし伝わってきて、
思わず感情移入してしまう。
彼についての描写はほとんどないのに、
どれだけ素敵なのかが嫌ってほど見えてくるんです。
やっぱり凄いなぁの一言です。
ズルい男ですね~。
でもそんな彼に惹かれる主人公の気持ち、思わず共感です!
加えてピアス…あ~もう。
ツボを心得すぎでしょう(笑)
最後まで、彼の気持ちは何一つ分からないまま…
またそれがミステリアスでいい!
続きが読みたいって思う作品です!
ぞくぞくと痺れが残る余韻。
ぜひ♪ - NAO
彼の世界に侵入する
穴の向こうに彼の部屋が見える。
冒頭とクライマックスに出てくる印象的な一文。
穴を通して見ているうちは、まだ引き返せる。
揺れ動く主人公の心を巧みに誘導する彼は、もう、魔性です!
早く決めてと急かしながら、甘いキスで翻弄する。
抗えない引力に吸い込まれるように、主人公は彼の領域に侵入し、そして同じ穴を開ける。
それは、彼と世界が共有されたことを意味する、重要な一つであり、作者様の秀逸な表現を見せつけられました!
甘いだけじゃない!
良作です!