彼の真意は分からない
だけど
遊ばれてもいい
彼になら
2010/12/21 完結
- 最終更新日
- 2010/12/21
- 作品公開日
- 2010/12/19
- ページ数
- 完結 31ページ
- 文字数
- 10,395文字
- セルフレイティング
- 性描写
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作品コメント
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- 永
きっとこれから始まる二人の りおさんの小説は縦にも横にも広くて大好きです。 「遊ばれてもいい」と覚悟を決めた主人公の心理描写がすごく綺麗で共感的で、 逆に全くなにを考えているのか掴めない「彼」が気になって仕方ありません。 「彼」の言動は、主人公に恋しているようにも見えるし、ただの「遊び人」の行動にも見えて。 その読者の心を鷲掴みにする絶妙な表現がとても素敵です。 もちろん一読者としては、部屋に入って行った二人の気持ちが一緒だったらいいな、なんて。 りおさんの独特な世界観が短いページ数にぎっしりと詰まっています!
- ゆず
ぞくぞくが伝わってくる!甘く危険な香り★ 読んでみて一言… 上手いなぁ~~~!! 主人公の一喜一憂がひしひし伝わってきて、 思わず感情移入してしまう。 彼についての描写はほとんどないのに、 どれだけ素敵なのかが嫌ってほど見えてくるんです。 やっぱり凄いなぁの一言です。 ズルい男ですね~。 でもそんな彼に惹かれる主人公の気持ち、思わず共感です! 加えてピアス…あ~もう。 ツボを心得すぎでしょう(笑) 最後まで、彼の気持ちは何一つ分からないまま… またそれがミステリアスでいい! 続きが読みたいって思う作品です! ぞくぞくと痺れが残る余韻。 ぜひ♪
- NAO
彼の世界に侵入する 穴の向こうに彼の部屋が見える。 冒頭とクライマックスに出てくる印象的な一文。 穴を通して見ているうちは、まだ引き返せる。 揺れ動く主人公の心を巧みに誘導する彼は、もう、魔性です! 早く決めてと急かしながら、甘いキスで翻弄する。 抗えない引力に吸い込まれるように、主人公は彼の領域に侵入し、そして同じ穴を開ける。 それは、彼と世界が共有されたことを意味する、重要な一つであり、作者様の秀逸な表現を見せつけられました! 甘いだけじゃない! 良作です!