それでも好きなんです。【完】

作者こころ

偶然聞いてしまったあたしの彼氏の話し声。「彼女オトせた?」「あぁ。簡単だったよ」あたしは彼の賭けの対象。それを知っても嫌いになれない。だって好きなんだもん。






偶然聞いてしまった

彼氏の話し声









「どう?彼女オトせた?」


「あぁ。簡単だったよ」








あたしはあなたにとって

ただの遊び相手









『好きだよ』



そう囁いてくれた言葉も


全て、嘘だった








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