作品コメント

色んなものを超えた友情
紡歌の外伝。

本編でかなり素敵キャラだった死神ソウマの秘められた過去。

時代を遡って

あるいは未来を肌で感じながら

３つの短編でなるこの一冊は

心を熱くふるわせます。

主従

あるいは永い時をも超えた友情に

ぜひ本編から触れてみて下さい。

明るさの過去
今回は､涙というよりかは､読み終わった後に安堵を覚えました｡

人の命の大切さ､友を信じる心を知ったからソウマいつも明るいお兄さんでいられるんでしょうね｡

それにしても､ソウマ､サガラに会えて良かったです｡

サガラに間接的にでも､恨んでなんかいないって言ってもらえて…｡

あ､また泣きそう…｡

きれいな話
きれいな話で
びっくりしました。
短編の少ないページの中
これだけ、ぎっしり詰まって
あとからあったかくなる話は
なかなかないと思います。
あたしも友達を最後まで
信じて、いけたらと思います。

設定もしっかりしてるし
読みやすかったです！

信じる心
人は大切な人を信じる事で、強い力を無限に生み出せる。

しかし、それがひとたび崩壊すると、二度とないものが失われてしまう。

そして……悪魔のような行為が出来てしまうのだ。


作品を読んでいて、不覚にも泣いてしまいました……。

映像が浮かぶ作品
やられました。

この作者様の素晴らしいところは、表現が無駄に難しくなく、丁寧に描かれているところだと思います。

だから読み応えがありますし、読みやすい!!


そしてタイトル通り最初から最後まではっきりと映像が浮かんできました。

素晴らしい。


テーマについても全体を通してしっかり伝えられている。

個人的には今回のソウマの柔らかさと紡歌のソウマの熱さが混じってキズナより好きになりました。(キズナごめんね…)

良い作品をありがとうございました!!

ただ熱く、残酷に
外伝とは思えないほど、ひとつの物語としての完成度が高かったです。

時代も設定も本編とは異なるので、また違った味が出ています。

誰かがした『裏切り』は、誰かを犠牲にする。
人を信用しなければ、その人はいつか離れていく。

残された者がその尊さに気付いた時、犠牲となった大切な人の想いを汲んで、強く生きられるかというとそうじゃない。

そんな『人間の弱さ』、そしてそれを罪と認め償おうともがく『人間の心』が、素晴らしく描かれていました。

個人的に本編でもソウマさんが好きだったので、より感情移入できました♪

せつなさ
相良と走馬の物語とてもせつなかったです。
死神となったソウマが死神を続けるわけが分かった気がしました。
私も自分の仲間を大切にしたいと思います。

友情
相良と相馬の友情物語、感動しました。特に成行に切りかかるところなんかは……
本編も面白かったですがこちらの方が個人的には楽しめました

興味がつきない世界観
現代と五百年前をリンクさせた内容、、そしてそのスタイルがまた素晴らしかったです。。。紡歌〈ﾂﾑｷﾞｳﾀ〉同様、興味がつきない世界観があり、いい小説でした。。