愁桜

いじめ
作者様の、いじめに対する思いや経験が伝わってきて、とてもメッセージ性のある良い作品だと思います。


ただ、私にはどうしても奇麗事のようにしか感じられませんでした。

この小説の中に書いてある事は全て正しい。間違ってなんかいない。
間違っているのは私達人間の方。


それでも間違ったことを続けるのは、楽しくて、怖くて、気持ちが良いから。

欲望の塊で、楽しい事に弱い私達人間にとって、いじめはこれ以上ない快楽なんです。


私はまだ13歳の中学2年生ですが、沢山の人をいじめ、沢山の人にいじめられてきました。
一回だけじゃないです。中学に入ってから、毎日いじめているかいじめられているかのどちらか

大人が異常だと口をそろえるような荒れた学校に通っている中で、やはりいじめは止めることができないものなのだと、人はそれほど醜く弱いものなのだと。


これが私のいじめに対する考えです。
通りすがりのレビューなのに、偉そうな事を言ってしまって申し訳ありませんでした。