君は鈍感 ■不良と人見知り少女■

作者ちゃい

森下美月
モリシタミキ

桐山星矢
キリヤマセイヤ

人見知り少女と一匹狼の恋は、叶うのでしょうか?
2人の出会い、すれ違い、別れ、出会いの物語。


それは昔の事。


「俺はいつも悪者なんだ。」


悲しそうに言った君。



それはある日の事。


「正義が勝つって誰が決めたんだ。」


強い顔は綺麗だった。




それは未来の事。


「勝とうとする者は皆 正義なんだ。」


優しい顔で教えてくれた。





目つきが悪くて口下手。

普通なら関わりたくない。話したくない。


でもあの日あの時、私が話しかけた時から 未来の電車は出発していたのかな?





その物語は、苦しく 切なく 悲しく







そして甘い 恋の物語。










君は鈍感。