Happy-Valentine.  【完】

作者猫輔

彼への想いを混ぜ込んで作ったチョコ。
想いは、届かない。
それでも、直接、渡したい。

密かに想いを募らせていた女の子の、
バレンタイン当日。



チョコを混ぜながら思うのは


なつかしいあの頃の


私と


彼のこと。






いつか、そんな日が来ればいい。



チョコに混ぜるのは、


ピンク色の想い。








Happy-Valentine.