いつだって胸をはって、いつだって前を見て歩いて、いつだって笑ってた少女。

だけど本当は、

誰よりも子供で、誰よりも弱かった。




いつだって胸をはっていた、

ー 強く見えるように ー




いつだって前を見て歩いた、

ー 辛さを忘れるかのように ー




いつだって笑ってた、

ー 弱さを隠すように ー






だけど本当は



いつもどこかで泣いていた








ねえ、お願い。誰でもいいから、










「誰か、本当の私に気づいて」











「俺がお前の味方でいてやる」







s 2014.08.07