竜人のユラ~Knight of Drakurn~ Ⅰ章 [完]

作者シグマ

弱虫の少女ユラが、実は世界を救った十賢者の造った対生物兵器ドラゴンヒューマノイド竜人の力を受け継いだ者だった。

「その昔、旧世界といわれる、神のいない世界。

天上族、獣族、魔族、そして人族。


この四つの種族が日々、血で血を洗う争いを行っていた。


もっとも非力な種族、人族は勝利を得るため十人の賢者を募り、その者たちに、ある兵器を作らせた。


それを、対生物兵器ドラゴンヒューマノイド竜人と皆は口々に語り継いだ」


バルヴェリア国362年


一人の少女ユラと少年カイン、そして大魔道士ベロン、この三人がであったことで、開かれてしまったパンドラの箱。


それが、少女に課せられた使命であり、悲劇であり、勇気であった。


竜人ユラがたくさんの人とたくさんの事象を乗り越えるお話・・・。


6月28日付け 注目作品に選ばれました^^感謝です!