今を諦めながら、生きること。
過去に縛られながら生きること。
月の下で、ひっそりと咲く華に
誰が気づくでしょう?
誰も気が付かなくても、


 私は、もう忘れてしまった恋に


 もう一度出会う。


 傷つきたくない。


 傷つかないと、誓ったあの頃。


 一人の少年が思い出させた心の痛み、


 疼く心を抱いたまま


 私は、一人。