Saeri
心にスッと入ってくるおはなし
ひとつひとつの文章の表現が丁寧で、今誰が何をどう思っているのか、どんな動作をしているのか…とてもよく伝わってきました。
美術部に属す、友達が少なくてあまり目立たない女の子…桃ちゃん。
写真部の次期エースの気まぐれで女子に人気な男の子…アオゾラさん。
毎日毎日、思い思いにいつも違う空を描く桃ちゃんの前に現れたのは、アオゾラと名のる男の子。
二人の出会いは、偶然のようで必然だったような…そんな感じがしました。
最初は姿を見せず、声だけしか桃ちゃんの前に現れなかった彼…。
そんな彼を、桃ちゃんはやんちゃ男…などと想像します。実際私も、いろんな彼の姿を想像しました。
けれど、現れたアオゾラさんは車椅子の男の子。
想像していなかった展開に少々驚きました。
アオゾラさんの気まぐれな性格に振り回される桃ちゃん…そんな二人を見ていて、頬が緩んでしまいました。
キスシーンにドキドキさせられたのは言うまでもありません←
でも時より文中でみられた葛藤には、私も考えさせられました。
早く続きが気になってうずうずしてます\^^/
まだ読んだことがない方は、是非御覧下さいっ!