Rough boy もう一つの物語。



 〝――ねえ、昌樹くん。

 どっか行っちゃわないよね?



前から、不安だった―――。

彼が居ない世界を考えると、

今にも震え出しそうだった。



俺さ、お前に惚れてっから〟 



――〝一目惚れ〟んなもん

存在すんなら見せてみろ、

そう思ってた。けど、俺は

キミに溺れっぱなしだった



不安でも、好きがいっぱいで……



俺たちは、想い合えていたんだ。



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この物語は、Rough boy の

もう一つの物語です。

采那の過去に纏わるお話です。

本編に合わせての更新となります。