溺れる。

作者amane







いつだって私は溺れていた。

あなたの 声に 視線に 温度に 溺れていた。

いつだって私を見てほしくて、

あなたの愛情も怒りも、感情の全て 何もかも

独り占めしたくて 、ただ傍にいて欲しくて。


愛したい

愛されたい


ただ それだけだったのよ。