全国1の暴走族ー紅の元7代目総長 真昼と、関東1の暴走族ー太陰。
太陰のメンバーに振り回される真昼と真昼に振りまわされる太陰のメンバーの物語。

「あ、たこ焼き…」


お店の机に置いていたたこ焼きは、小さい男の子にもぐもぐと食べられていた。


「おい!太陽!何食べてんだ!」


顔を上げると、4人の男たちのうち小柄なオレンジの頭の美少女顔の男。


「お姉さん、ごめんね…。買い直すから、少し待っててくれる?」


エロエロの雰囲気を醸し出している銀髪。


「太陽、お前まじありえねぇよ、こんな美人のねぇーさんによ!いや、いい出会いかもしんねぇーな?俺は清楚系が好きだからよ。太陽よくやった!」


金に近い茶髪のいかにも不良ですっていう、耳ピヤス。


「いくらした」


黒髪の主語ない男。











ーまさかあなた達とこんなに関わるなんて、大切な存在になるなんて、思わなかった。