源氏名という偽った名前を持ち始め、偽った名前のホストに恋をしました。
本名も知っているのに、付き合っているはずなのに、それでも源氏名でしか呼ぶことが出来ない関係。
友営(友達のように接する営業方法)、色営(好きにさせる営業方法)、本営(彼女に営業をかける方法)、枕営業(体の関係を持つ営業方法)と色々な営業方法があることを知っていながらも本気で彼を好きになってしまった風俗嬢の話です。
店の外で会う彼はプライベートなのか、営業の一環なのかさえも分からず、彼の言葉を信じるしかない。でも周りの人達から見れば、それはただの営業にしか見えないのかもしれない。風俗嬢のお客様と結婚したホストもいるからと言い聞かせながらの毎日を赤裸々にお話したいと思います。
私はいつまでも彼を疑い続けるでしょう。本当の気持ちは彼にしか分からないのだから。