キャバ嬢の憂鬱

作者夏妃 一花






夢とか、野暮とか。



別にそんな大したもんが


あるわけじゃない。



ただ。



ただ幸せになりたかったんだ。











「売れるもん売って、何が悪いの?」



そう。


あたしたちは"オンナ"を売って


生きている。