妖艶な華

作者Nako

寂しがり屋の社会人、華×その社会人にどこまでも振り回される高校生、葵
「なあ、・・・どうしたら俺のものになる?」

華は決して特定の蝶のモノにはならない




けれどふわり現れては




その優美な香りで




たくさんの蝶を誘き寄せる




どの蝶もその華の美しさに魅せられ




堕ちていく




そしてここにもまた妖艶な華に魅せれた蝶がひらり




その蝶もまた華の蜜の味を知り




離れられなくなる




『ねえ、貴方も堕ちてみる?』