うちのお父さんお母さんちょっと、いや
かなり変。
だらしないヒゲに普通のおじさんな
お父さんはすぐお仕事をやめては引っ越しする。
お母さんはお父さんにメロメロで
私はお父さんがお仕事をやめるたびに転校。
私の名前だって変なんだ。
美しい猫と書いて、美猫。
まさかの「みにゃん」って読むんだ。
また引っ越しが決まっちゃった
小学生6年生の夏。
でも!どうしても転校したくないわけがある!
初めてできた親友に、初めてできた好きな男の子…
。
なんでこんなおうちに産まれたの!?
お父さんもお母さんも
私のことなんにも考えてないよ。
そんな私の前に現れた真っ白の猫。
猫をみると、自分の変な名前がイヤになるから
見たくないのに、なんでかついてくる!
私のこれからどうなるの?