幼馴染みで、元彼のことを忘れられない菊花にまっすぐに想いを寄せる菖悟。彼の想いは、彼女に届くのか――?
「君を忘れない」
そんな花言葉をもつ、紫苑
私も、あなたのことは忘れない。
あなたと共に生きていく。
そう思っていたのに――。
「菊花さん」
あなたと顔がよく似たアイリスの名をもつ彼に
翻弄され、いつしか心が惹かれていく。
紫苑、そんな私を許してくれますか?