自殺前に母が最期に残した言葉「あんたは居ても居なくても一緒ね」。その言葉をずっと背負って生きて来た少女。生きてる意味を分からずに生きて来た少女は、自分を“求めて”くてる男性に縋って生きていた。愛された記憶のない少女を本当に愛してくれる男性(宮下 凌)に出会って人生が一変していく。
そして母がどうしてあんな言葉を残したのか、どうして少女を残して自殺してしまったのかその意味が…。
短編小説。