咲夜

何だか…
紘くんは、もともと存在していたのかな?
とか、
全部夢だったのかな?
なんて思っちゃいました。

苦しみをわかってくれた男の子、
現実ではおそらく有り得ないでしょうが、
悩みを抱えた女の子の心を
ゆっくり溶かしてくれたような気がしました。

あまりに悲しく、切ない結末でしたが、
夢だったのかな?
なんてポジティブな方向に考えてしまうのは、
紘くんの思考がポジティブだったからなのでは
ないかな、と思います。

少ないページ数でしたが、
中身がぎっしりでした。

『愛哀傘』。
タイトルがぴったりです。