(再び)矢印に誘われて(絵本)

作者ZZ・倶舎那

矢印いっぱいの絵本の第二弾。今度はどこへ誘われるのでしょうか。



 不意打ちだった。

 まったく予想もしていなかったところで、矢印と目が合ってしまった。


「さあ、こっちだよ」


 矢印はそう言って僕を誘った。

 僕がどこへ行こうとしているのか、知るはずもないのに。