矢印いっぱいの絵本の第二弾。今度はどこへ誘われるのでしょうか。
不意打ちだった。
まったく予想もしていなかったところで、矢印と目が合ってしまった。
「さあ、こっちだよ」
矢印はそう言って僕を誘った。
僕がどこへ行こうとしているのか、知るはずもないのに。