小さい頃ばあちゃん家の隣の家に住んでいた子の名前や性別や年齢が今だに思い出せないでいる、女の子のお話。
「もう、さようならだよ」
彼は残酷だった
「こっち来たら駄目だよ」
彼は酷く可哀想だった
笑えや、笑え!