悶太

儘ならぬは人の世の常
何の不満も無い生活。

全てが思い通りになる人生。

僕らの毎日に、そんなモノは無い筈です。

小石に躓いては舌打ちし、壁にぶつかっては挫折する。

貴方は『今』に不満がありますか?

『今』に何を思いますか?

僕がこうしてレビューを書いている『今』も、彼は闘っています。
歯を食い縛り、這いずり回り、葛藤を繰り返し…

産まれたての仔馬のように、懸命に自分の足で立ち上がろうとしているんです

半年の闘病生活は、ヒト一人の半生にも及ぶような気さえします

この作品には、『俺(私)も負けてはいられない』と思わせる…

凄いモノを感じるんです

僕の言葉では彼以上の強いメッセージは伝えられません

兎に角、読んでみて下さい。