「ねぇ、わたしと友達になろう?」その一言がすべての始まりだったのかもしれない。
だれか、だれでもいいから
わたしに愛をちょうだい
そうしたらわたしも同じくらいかえすから
あなただけを愛すから
だからお願い、わたしを愛して
関東全域に名を轟かせる暴走族、牙王〈ガオウ〉
そこの総長に気に入られた少女。
彼女は愛をもらうことはできるのか――