星を結んで音にして

等身大の恋愛短歌 恋をしている、というのがひしひしと伝わってくる作品。 とても素晴らしいですね。 同じ恋愛短歌を書かれている、春咲 夏葉さんという方がいらっしゃいます。 その方も素晴らしく、表すならば“綺麗な表現力”。 あーべさんは“可愛らしい等身大”でしょう。 もちろん、どちらも“等身大”“綺麗”というのを兼ね備えているのですが。 あーべさんの短歌では、特に「昨日よりも」「万有引力」「卒業」が好きです。 切なく、苦しくなる。 けれども、誰もが体験するであろう感情。 何度も読み返しては考えさせられます。

眠空

2013年2月10日

拾い上げるひとつひとつ まず“星を結んで音にして”というタイトルに惹かれました。 夢一杯のタイトルながら、内容は女子高生のリアル(現実)が詰まった現代短歌集。そんなリアルな中にもきらびやかな星々がちりばめられていて、夢や未来がたくさん詰まっていました。 切なさも喜びももどかしさも。洗練された表現や言葉たちを何度も読み返しては、拾い上げたくなるひとつひとつ。 文字制限という枠組みではなく、短歌だからこそ生まれるリズムと可愛らしい言葉たち。 それらに感化され、心が洗われる思いでした。 どの歌も好きですが、特に好きなのは「悪いのは」「せいしゅん」「忘れよう」「チョコレート」「卒業」です。

短歌 レビューお返しです(*^o^*) なんとまあ五七五七七！ 感動しました。 「ストラップ」「ドキドキ」は経験アリです。 まあ私の場合ストラップは捨てて、ドキドキの本のやつは「あれ？同じ本やん！」と自己申告しましたが（笑） とても読みやすくてオススメです。