ねむたいに近い愛してる
世界は変わると言わせて
しずまった天体を私は
お洒落に静謐と呼ぶの
しんとした未来みたいなのを
ふたりのものとできる
たった暗黒のかなしみ
つないで見るの
それがきせきだとしんじたいの
それがこうふくということなの
いまは
それが宇宙を消す過程