蝶鬼夜行

作者結羽

美麗な鬼は残酷に囁く。『貴方は今日、死んだ』「私が…守ってみせるから!」それは、数奇なる物語の始まりだった。





"麗しき鬼"


『俺がお前を守るだと…?』



"想い人"


『僕が香夜ちゃんを殺したんだ』



"琥珀の君"


『全ては姫君の思うままに』



"深紅の妖艶"


『所詮わらわは井の中の蛙じゃ』




お前はただ、


俺を終焉へと


導いてくれればいい




―出逢い篇―



鬼/異世界/狂気/和風/恋愛