背中合わせ【修正&更新中】

作者定華

お互いの笑顔を守るために生きる幼馴染のせなと皐。2人だけの特別な箱庭は、1通の手紙で歪み始める。

「ずっと、僕のためにいてほしい」



大好きな人も、大切な人も、傷つけることしかできない私の命は、



彼を不安にさせないこと



彼の笑顔を守ること



そのために使うことにした



それが私の義務で



生きるために唯一許された行為だから