神を憎む女がいた。女が神を憎むようになった全ての元凶それはーーー。
世界中の誰もが 神の生誕を祝い
誰もが幸せな日になる特別な日
そんな日を心の底から嫌っている女がいた
「神の生誕ねぇ」
誰が想像していた。
幸せな日が赤く染まることを
「あれ、雪降ってる。けどここは血塗れだけどね」
女は笑う。
ーーーーコワレタヨウニ
*クリスマス企画小説